世界平和の実現を目指して
世の中の10人中9人は生姜焼きが好きで、残りの1人は嘘をついている。
あなたはこの言葉をご存知だろうか。
私は、三度の飯より生姜焼きが好きだ。
そして、愛している。
あのエヴァンゲリオンだって、一万年と二千年前から生姜焼きを愛している。
子供の頃から、親に何食べたい?と聞かれたら、迷わず答えは生姜焼き。
39度の高熱が出てもお店に行き、買うのは生姜焼き。
海外で立ち寄った日本料理屋でも食べるのは、もちろん生姜焼き。
一人暮らし時代、基本的に週8で生姜焼き。
そんな私が選ぶ、キングオブタレオブ生姜焼きを紹介したい。
それは、「ダイショー」の生姜焼きのタレである。
国産黄金生姜が豚肉の臭みを消し、程よいタレの甘さと豚肉の旨みが口の中で絡み合う。
そして、津波が来たかのようにその美味しさが一気に口の中に押し寄せ、広がる。
その波が終わったかと思えば、さらに来る第二波。
その美味しさは、とどまるところを知らない。
そのときの感情といえば、北半球を駆け抜けたくなるような興奮と、実家にいるかのような安心感。
その矛盾を超えた奇跡というものが存在するのであれば、まさにこのことなのだろう。
そう実感させられる瞬間。
エ○ラとか、KIKK○MANとか色々あるが、断言しよう。
大リーグと少年野球並にレベルが違う。
あなたは、食においてなにを重視するだろうか?
味?
それとも値段?
それとも早さ?
料理界のイチローともいえる、全てを備えた料理。それが、生姜焼き。
あなたにとっての人生最高の瞬間は?
試験の合格?結婚式?それとも出産?
私にとって。いや、全ての人々にとって本当のそれとは、生姜焼きを口にする瞬間だ。
生姜焼きは、常に私を幸せにしてくれる。
上手くいかないとき、悩んでいるとき。
先生より、家族より、友達より、寄り添ってくれるのはいつも生姜焼きであり、全てを解決してくれる存在。
心から感謝したい。
世界は今、荒れている。
イスラムの過激派は、宗教上の理由から生姜焼きを食べることができずに錯乱状態。
豚より牛を多く食べるアメリカでは生姜焼きを奪われないように常に銃を持ち歩く。
いつになれば世界は平和になれるのだろうか。
世界を平和にする可能性。
平成のマザーテレサ、それが生姜焼きである。
もしも願いが叶うなら、全ての人々に生姜焼きを食べさせてあげたい。
それが平和への、近道なのだから。
ありがとうございました。
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